人類の師、Ray Kurzweil(レイ・カーツワイル)
これほどまで、脳に知を集結させた人間はいたのであろうか?
私が敬愛して止まないその方の名はRay Kurzweil。米国歴代大統領の科学技術アドバイザーを務め、現在GoogleのAI部門で総指揮をとっている氏の類まれなる輝かしい経歴はこちらをどうぞ。
Technological Singularity(技術的特異点)という概念を世に広め、収穫加速の法則(ムーアの法則の科学技術総体版みたいなもの)を提唱した人物こそレイ・カーツワイル氏である。昨今のSingularityブーム(?)に火をつけたのは、2005年に出版された氏の著作であり、シンギュラリタリアン達に予言の書としてもてはやされる『Singularity is near』である。(邦訳:『シンギュラリティは近い-人類が生命を超越するとき』)
読書をあまりしたことがないという人でも、これ一冊読んだらもう読書家を名乗っていいぐらいの知識が得られる。本書はその辺の本の万巻分の価値があります。小学校から高校の全学年に対して、毎年夏休みの読書課題として、文科省指導の下読ませるべきバイブルです。国語と英語の教材とか入試問題とか、全部この本でいいでしょもう。
・・・ちょっと言いすぎましたが、私にとってはそれぐらいのインパクトがある本でした。なお、スパコンによるシンギュラリティへの道を示し、プレシンギュラリティという目の前に迫りつつある近未来像を示した、我らがPEZYの齊藤氏が書かれた『エクサスケールの衝撃』も激推しぷんぷん丸!
なお、これらの本は共に600ページぐらいある大書であり、特に重要な部分を抜き出したエッセンス版もあります。大事なところを(全部大事だけどね!)サクッと、というコスパ重視の方はこちらをお試しください。
シンギュラリティは近い[エッセンス版] 人類が生命を超越するとき
- 作者: レイ・カーツワイル,NHK出版
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『エクサスケールの衝撃』抜粋版 プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る
- 作者: 齊藤元章
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前置きが長くなりましたが、そんなカーツワイル氏はありがたいことに、日々世の中に発信される星の数ほどある(そしてその殆どは何の役にも立たない、耳が痛い。)研究報告のうち、特に重要な研究内容を以下のブログにて日々紹介してくれております。
そこで取り扱うテーマは、氏の御専門のAI技術はもとより、脳科学、医療・生命工学、遺伝子工学、半導体工学、機械工学、工学、etc...と枚挙に暇がありません!!一言でいうと、テーマは科学です(工学だけではありません!)。その広範な守備範囲には本当に度肝を抜かれます。
そんな氏のブログ、科学技術に興味がある方には激推し君なのですが、如何せん言語がEnglishです。また、私はお恥ずかしいことにEnglishがあまり得意ではなく、ぶっちゃけ氏のブログも興味を惹かれたページに軽く目を通す程度です。しかしそれではもったいないと考え、Englishと最先端科学技術の勉強により世界を俯瞰し未来を照らすため(ミラテラス)、また知的好奇心旺盛な日本全国のオンリージャパニーズ&サイエンスフリーク達の期待を勝手に一身に勝手に背負い(勝手に)、世助け人助け、情けは人の為ならず(自分のためになるんだよ)の格言に則り、カーツワイル氏のブログの翻訳をやってみようかなとおこがましくも思案中。少しやってみて、すぐに諦めるかもしれないよ~♪一回もやらないかもしれないよ~
Singularity will be coming soon!!